2022年05月31日 09:59

バズグラフは、独自の自然言語処理AI「HAKASE」が搭載されているサービスである「文章要約AI タンテキ」をはじめとした自社開発の要約サービスの精度向上のため、5月30日に「HAKASE」のアップデートを行った。

バズグラフでは、独自の自然言語処理AI「HAKASE」を駆使して開発された、文章要約サービスを公開している。今回のアップデートでは、より高い精度でAIによる要約&分析が可能となるよう、開発を行った。アップデート内容は、重要語句、及び重要構造を精査し、文圧縮の内容を判断するロジックの強化(従来、過度の圧縮率を選択した場合、重要内容が欠落する報告が一部あったが、今回のアップデートにより改善することができた)、文構造機能として「要望」「状態」の判定ロジックの追加(要約処理の裏側で、重要語句・重要構造の欠落を防ぐことに効果がある改造で、テキスト分析などでは直接的な効果がある)。

今回アップデートされた、「HAKASE」を駆使して作られた、「文章要約AI タンテキ」をはじめとする、バズグラフ独自の要約サービスは、AIによる要約サービスの解析手法としてよく使われる「形態素解析」だけでなく、独自の解析手法である「特徴語解析」や「機能素解析」などを組み合わせ、日本語独特のゆらぎを捉え、文章の意味や形を壊さずに要約していく。無料の会員登録のみで、誰でも使用することが可能。さらに企業や公共団体には、APIによる連携サービスも提案が可能だ。

バズグラフ