2022年05月30日 12:31

Automagi(オートマギ)は、スマホで荷物サイズを自動計測できる荷物情報収集アプリケーション「Logi measure(ロジメジャー)」に、非定形計測機能を追加し提供を開始する。

近年、EC市場の拡大や新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり需要で、国内の宅配便の取り扱い個数は増加傾向にある。しかし、少子高齢化に伴う労働人口減少などの社会課題を抱えるなか、荷物の急増による物流業界の人手不足はさらに深刻さを増している。このような背景を受け、Automagiではスマートフォンで荷物を撮影するだけで、自動でサイズの計測と荷物情報の読み取りができる荷物情報収集AIアプリケーション「Logi measure」を開発し、2021年10月より提供を開始し、物流業界のDXを推進し業務効率化を支援している。これまで、「Logi measure」で計測できるのは、段ボールなどの直方体の荷物のみだったが、今回、緩衝材で包装された荷物や、紙袋、鞄やキャリーケースなど形やサイズの異なる一部の非定形荷物の縦、横、高さの3辺計測も可能となる「非定形計測機能」を追加する。

同機能の追加により、商品の梱包用の箱の選定時の計測や、引っ越し業者による宅配料算出のための家具の計測、飛行機の機内持ち込み荷物の計測など、形や大きさにばらつきがあり、手作業で一つひとつ測る必要があった荷物の計測時間を約20秒から約1秒へと大幅に削減することが可能となる。なお、非定形の大きさや種類によるものの、推奨環境下での計測であれば3辺合計の計測精度は90%以上を実現している。

製品ページ