登別グランドホテルは、ミュージックセキュリティーズと提携し、登別グランドホテルが新たに設置する「鬼サウナ」の事業に共感する個人法人の出資者を募るため、地域課題解決の定量化設定を行った「鬼サウナファンド」を設立し、登別温泉街活性化への貢献を目指す。

登別のシンボル「鬼」をテーマにした「鬼サウナ」は、日本国内の数多のサウナ設計に携わり、多くの人を「ととのう」状態へ導いてきたサウナのプロであり、昨今のサウナブームの火付け役である「ととのえ親方」こと松尾大さんがプロデュースを手掛け、9月頃にオープンを予定している。

「鬼サウナファンド」は、広く一般の人々から出資を募り、個人の出資者にとっては「１口オーナー」として「鬼サウナ」事業に参画してもらい、投資して事業を応援する楽しみと温泉・サウナそのものの楽しみを合わせた設計を行った。

個人投資家の参加は、登別グランドホテルの新たなファンの獲得や登別地域・登別温泉街の魅力発信など「関係人口」の増加につながるため、地域活性化への貢献が期待される。また、社会的インパクトを可視化する「社会的リターン」の指標を設定した「社会的リターン指標設定ファンド」である「鬼サウナファンド」は、SDGｓ及びESG投資に関心を持つ法人からの出資も募る。投資することそのものがSDGｓへの貢献につながると考えている。

「鬼サウナ」は、9月頃オープン。