2022年05月26日 15:56

キヤノンITソリューションズは、キヤノンの顔認証技術を用いたショルダーハッキング防止ソリューション「のぞき見プロテクター」を5月26日より提供開始する。

企業における情報セキュリティリスクはこれまでになく高まっている。また、コワーキングスペースの活用やオフィスをフリーアドレス化するなど、業務におけるパソコンの利用環境にも大きな変化が見られるようになってきた。このような状況下で、さまざまな情報漏えいリスクへの対策が取られる中、第三者によるパソコン画面の「のぞき見」など古典的なリスクは排除できていないのが現状だ。「のぞき見」を防止する物理的なプライバシーフィルターでは、背後などフィルターの見える範囲内からの「のぞき見」を防ぐことが難しく、従来の顔認証を用いて「のぞき見」を防止するソリューションでは、導入コストが高いといった課題がある。

キヤノンITSは、こうした課題を解決すべく、キヤノンの顔認証技術を用いたショルダーハッキング防止ソリューション「のぞき見プロテクター」の提供を開始する。同ソリューションは顔認証技術によりWebカメラ画像からパソコン利用者本人を認証し、本人以外を検知した場合には、パソコン画面をブラックアウトさせ、背後からのパソコン画面の「のぞき見」による情報漏えいを防止するソフトウェアだ。プライバシーフィルターでは防ぐことが難しい背後からの「のぞき見」を防ぐとともに、導入費用を抑えて安心して働くことができる環境を構築する。

価格は、5ライセンス年間利用料1万2000円(税別)。提供開始日は5月26日。

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