2022年05月19日 09:40

近江ツーリズムボードは、6月25日、びわ湖のクルーズ船乗船者限定の花火大会「びわ湖のうえの物語~船のうえの花火大会編~」を開催。また、前日には対象施設宿泊者限定で花火大会で打ち上げる花火を自ら手作りできるオプショナルツアー「打上げ花火づくり体験」も催行する。これに先立ち、花火鑑賞のための乗船券とオプショナルツアーの販売を開始した。
滋賀県には、かつて鉄砲の町として栄えた国友地区が存在。国友の鉄砲は戦国時代の名だたる武将達から重宝されてきた。江戸時代の平和の世に移行後は、鉄砲の技術は花火製造に転用され、花火が一大産業へと発展。しかし、そんな花火産業も、今では県内では唯一の製造メーカー「柿木花火工業」を残すのみとなった。コロナ禍で少なくなってしまった花火大会の実現や、多くの人々に花火の素晴らしさを再発見してもらい、花火製造事業を支援し花火の伝統文化を継承すること、そしてびわ湖のうえの方(北東)にある彦根城の世界遺産登録を願い、本企画が誕生した。
オプショナルツアーでは、日本の中心にあるびわ湖の真ん中で、船上から花火を「間近に」鑑賞できる。クルーズ船を3隻貸切。半分以下の定員にし、ゆったりとデッキから花火を鑑賞することが可能だ。オプショナルツアー申込者限定で、自身で作った3号玉サイズの打上げ花火も鑑賞できる。
「びわ湖のうえの物語~船のうえの花火大会編~」は6月25日19時半~21時。価格は1万3000円/人(税込)。※小学生未満無料。定員は200名(3隻合計)。