2022年05月17日 15:51

美術出版社は、「新・アートの裏側を知るキーワード」を5月20日に発売する。

美術出版社は1905年の創業以来、一貫して良質な美術図書の出版を手掛けてきた。「美術手帖」などの定期雑誌、美術・デザイン・建築などの芸術全般にわたる書籍の出版、美術展のカタログ制作、「美術検定」事業のほか、アートと人々をつなぐ多彩な事業を行っている。

本書は、美術展を開催する美術館をはじめ、アートをとりまく環境や制度、歴史、そして美術館等で行なわれている実務を含む領域をコンパクトにまとめた、アートの裏側が分かる一冊。2018年に発売した「アートの裏側を知るキーワード」の改訂版となる本書では、コロナ禍の影響で変わりつつある現場の状況も更新されている。アートの仕事にかかわりたい人、アート・マネジメントに興味のある人の入門書として、また美術検定1・2級の対策書籍としても活用できる充実の内容となっている。美術検定は、美術作品を知り、作家やその時代・社会を知ることで、作品に関する知識を高めアートを「みる力」を養う、美術鑑賞のための検定試験。2020年よりオンラインにて実施している。

第1章から3章は、アートをみる場としての美術館・博物館、ギャラリーなどの成り立ちと変遷、機能をまとめた「知識編」として構成されている。第4章から8章は、アートをみる場で実際に発生する業務など「実践編」として紹介。近年の状況や関連法規など、アート・マネジメントで抑えておきたい内容も掲載している。

価格は1700円(税抜)。発売日は5月20日。電子書籍版も同日に発売。

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