2022年05月17日 12:04

日本文芸社は、「のんびり読んで、すんなり身につく いちばんやさしい短歌」を5月20日より発売する。
本書は、短歌づくりの基本とともに、短歌を鑑賞する際のポイントを紹介する。鑑賞のコツがわかると、名歌と呼ばれる歌を読むときにも、どのような点がすぐれているかを理解して、より深く味わえるようになる。鑑賞がたのしくなるだけでなく、「短歌をつくる力」もアップ。歌会の選評にも生かせるはずだ。シンプルな添削だけでなく、さらに推敲した例もあわせて添削例を豊富に掲載。つまずきがちな文語文法なども、実際の作品から学べて理解しやすい。
また、誰もが知る古今の名歌から最新の作品まで、多数紹介。読むだけでもたのしく、ながめているだけで学べることがたくさん。新しい作品と出会うための手引書としてしもおすすめだ。歌会や講習会、連作のつくりかた、雑誌への投稿、歌集のつくりかたと一歩進んだたのしみかたまで詳細に紹介する。さらに、歌人である著者、横山未来子さんが実際に作品を詠む創作過程を掲載。どのようにアイデアを得て、推敲を重ね、仕上げるのかをリアルに体験できる。たのしく読み進めるだけで、いつの間にか技法が身につく。横山未来子さんは、被写体をみつめる観察力と鋭い言語感覚には定評があり、端正な文語体の歌風は同世代の歌人のなかでも際立った存在感を放っている。
定価は1650円(税込)。発売日は5月20日。販売は全国の書店・オンライン書店等。