2022年05月17日 09:27

楽天グループは、運営するフリマアプリの「楽天ラクマ」において、フルタイムシステムが運営する宅配ボックス「フルタイムロッカー」が設置されているマンションに居住する出品ユーザーが、自宅から商品を発送できるサービスを、5月16日より提供開始した。

「楽天ラクマ」では、出品ユーザーの利便性を高めることを目的にコンビニエンスストアなどと連携して、発送手続きや手間を軽減するための取り組みに注力してきた。本サービスを通じて、外出せずに「フルタイムロッカー」が設置されたマンション内で発送手続きが完了するため、商品発送の手間を軽減することが可能となる。

利用方法は、「楽天ラクマ」のアプリ上で商品を出品する際に、配送方法で「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を選択し、商品が売れた際の発送場所を出品ユーザーが「フルタイムロッカー」に指定することで同アプリ上に表示される受付番号、および受付パスワードを「フルタイムロッカー」に入力し、商品を宅配ロッカーに入庫することで発送手続きが完了する。入庫後はヤマト運輸のドライバーにより商品が回収され、指定された宛先へ商品を届ける。本サービスを利用した発送手続きは、送り状の発行と貼り付けをドライバーが行うため、あて名書きなどの手間もなく、匿名で24時間いつでも出品ユーザーの自宅マンションから行うことが可能だ。

楽天は「楽天ラクマ」を通じて、今後もユーザーが手間なく、安心して利用してもらうためのサービスや機能を拡充、「サーキュレーション市場」の創造を目指す。