2022年05月02日 09:01

良品計画とローソンは、5月2日から、ローソン店舗への「無印良品」の本格導入を開始する。

良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現のために、生活の基本となる商品やサービスを、手に取りやすい価格で、全国津々浦々まで届けることを目指している。また各地域の店舗を地域のコミュニティセンターと位置付け、地域の活性化に貢献していきたい、という考えをもっている。ローソンは、「私たちはみんなと暮らすマチを幸せにします。」というグル―プ理念のもと、社会課題を捉え、地域社会の暮らしに新しい便利を届ける、「マチのほっとステーション」の実現を目指している。このような両者の理念が一致して、今回の全国展開に至った。

具体的な内容としては、5月から約半年間で、関東甲信越地区の約5000店に「無印良品」の導入を開始。その後、全国への拡大を進めていく。生活の基本となる商品約200アイテムを、専用の販促物を使用した複数にわたる棚で展開し、店舗の立地や顧客の要望に合わせて、商品ラインナップの拡充を協議していく。主な品揃えは靴下(230円)、化粧水(携帯用250円~)、レトルトカレー(250円~)、文具(ノート70円~)、菓子(バウム150円)など(価格はすべて税込)。

良品計画とローソンは、2020年6月からローソン店舗で「無印良品」を導入する実験販売を行ってきた。現在東京都、千葉県、埼玉県の約110店舗で展開しており、今回の取り組みは、これを2023年中を目途に全国規模に拡大するものとなる。

良品計画