2022年04月27日 19:37

地域文化商社「うなぎの寝床」が運営する「うなぎBOOKS」は、「本と人をつなぐ仕事、本が担える役割を考える場」をコンセプトにしている。この度、福岡県八女市において、本の取り扱い店舗を2拠点に拡張する。

「うなぎBOOKS」は、2021年10月に福岡県八女市旧塚本家にオープンした。「本と人をつなぐ仕事、本が担える役割を考える場」をコンセプトに、最初は1500冊ほどの本を取り扱う町の本屋としてスタートした。「うなぎの寝床」は、人が本に触れるきっかけ、本との関係性のようなものを考え直したり、出会い直しをしていくということに意味があると考えている。

「うなぎの寝床」は地域文化商社として、地域文化を体現した「もの」や「こと」を商品として取り扱っている。しかし、それ単体では生活用品であり、地域文化を感じにくいという側面も。本という情報媒体で、その商品と一緒に関連本を紹介していくことで、知恵を深めたり、また分かりやすくしていくという役割を考える。

今回、本の取り扱いを開始する「うなぎの寝床旧寺崎邸」は、NATIVESCAPE PRODUCTS STOREとして、九州を中心とした約200件のつくりてのものを取り扱い、伝達・販売を行なっている。つくりての品々を「衣」「食」「住」という切り口で展示している中に、新しく「本」が加わることになる。詳しくはこちらの特集ページへ。