
フィールドフォースは、「手動式のピッチングマシン(FKAM-500)」を4月22日より販売開始した。
同社は、全ての野球プレーヤーの「真の力になる」を理念に、独自の開発で、現代の野球環境に合わせた様々な野球アイテムを世に送り出してきた。野球の練習効率を上げるアイテムは時代が進むごとに増加しており、バッティング練習を円滑にするピッチングマシンはその代表的なものとして挙げられる。しかしながら、このピッチングマシンは練習効率を上げる反面、非常に高価で大型なものも多く、導入したいが実現できないというのが現状だ。予算に余裕のあるチーム、専用の練習場所や倉庫があるチームばかり練習効率が上がり、そうでないチームとの格差が広がったり、コーチの負担が増えてしまう。そこで今回、手動式で導入しやすい価格の小型ピッチングマシンをリリースすることとなった。
一般的なピッチングマシンは導入に最低でも45万円(同社製品参考)の費用がかかるが、この手動式は非常に安価な商品ながら、工具不要で簡単に高さや速度の調整が可能。調整を行うことによって、硬式球・軟式球いずれも発射することが可能で、様々な層のプレーヤーが使用できる。最高球速は75km/hで距離を近づけることで、より実戦的なスピードでの練習が可能だ。持ち運ぶことが前提のため、重量は大人1人で持ち上げられる約11kgと最大限の軽量化を図っている。サイズ感も非常に小さく、車に積んで運ぶことも可能。さらに、ゴロ、フライ発射が可能な仕様にすることで、ノッカーいらずで守備練習ができるようにした。
価格は2万2000円(税込)。