2022年04月19日 15:22

IoTを活用した不動産案内システム「無人内見システム」の四国地方導入が決定した。徳島県と香川県で新築住宅・建売住宅の建築販売を行う「戸建プラザ」を運営する「プラザセレクト」及び「プラザセレクトワークス」販売中の新築戸建てに採用され、導入される。新築戸建てへの同サービス導入は、四国地方では初となる。
従来、新築戸建ての購入をする場合、物件の内見のスケジュールを調整したり、不動産会社との連絡のやりとりをしたりと、購入検討者には多くの時間と手間がかかっていた。また、新型コロナ感染症対策を背景に、不動産販売の現場においても非対面・非接触が求められる中で、物件への案内や内見が難しい状況も多い。「無人内見システム」を活用することで、こだわり抜いて建てた新築戸建てを無人にし、土日・平日を問わずいつでも気軽に内見してもらうことができる。
無人内見システムは、IoT機器を活用することで、無人の物件でも安心・安全に内見を行ってもらえるシステム。WEB上で希望の物件、希望の時間に「内見」の予約を入れ、予約した日時に直接現地を訪問。スマートフォンに表示される開錠ボタンをタップし、物件ドアのスマートロックを開錠する。
導入する不動産会社にとっては省人化やコスト削減に繋がり、ユーザーにとっては自由に気兼ねのない内見で、自由に住まい探しが可能となる。