2022年04月15日 15:59

クロス・マーケティングは、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2,500人を対象に「食に関する調査(2022年)」を実施しました。
マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングは、今回、「食」に関わる実態や意識・購買行動などを全般的に聴取した。その中から、今回は自宅で食事をする際の手料理率、出来合いの食品の購入理由と重視点、インスタント・フリーズドライ・レトルト・冷凍食品の購入状況に着目し分析した。
朝食、昼食、夕食ごとに自宅で食事をする際の「手料理」と「出来合いの食品を食べる」頻度を聴取した結果、三食ともに手料理をしている割合が最も高かった。特に夕食の手料理率は79%を占めた。手料理率は年代が高いほど高まる傾向にある。昼食は「出来合いの食品を食べる」と「外食」するケースが朝食や夕食よりやや多い。食品を購入する際に確認する商品パッケージの記載内容は、「賞味期限」が59%と最も高く、次いで「内容量」「製造国」「原産地」がそれぞれ3割を超える。女性や50代、60代の確認箇所の平均は3箇所以上であり全体の平均より多い。加えて60代は「メーカー・ブランド」「食品添加物」の確認割合も高いことから、自身や家族の健康を考えて、いろいろな表示を見ている様子がうかがえる。時短料理などに利用される食品の購入状況を確認したところ、インスタント・フリーズドライ・レトルト・冷凍食品のいずれも、年齢が高くなるにつれ「普段買っている」人が多い。20代の普段の購入率は他年代より低く、特にレトルト食品は5割に満たなかった。