2022年04月12日 09:17

トヨタ・コニック・プロはパーソナルモビリティによる観光地活性化を目的とした熱海域内回遊促進の第一歩として、多賀観光協会の協力のもと、歩行領域BEV「C+walk T」のコンセプトモデルを活用した体験型アクティビティの実証実験を実施した。

本トライアルでは、観光客や地元住民が集まる「ながはま特設市」において、普段触れる機会が少ない歩行領域BEVを老若男女多くの人々が、海や地元住民の活気あふれる特設市など熱海市ならではの風景を楽しみながら体験できる機会を提供。「ながはま特設市」に訪れた多くの人々に歩行領域BEVを体験してもらった。

実施後、利用者からは「シンプルで操作がしやすく、地域に導入されるのであればぜひ活用してみたい」、多賀観光協会からは「この活動をきっかけに熱海地域が活性化すると嬉しい」との声があった。

近年では、利用者ニーズに対応した多種多様な交通体系が徐々に構築されているが、地域回遊のためのサービス等、まだまだ課題が残っている。その課題が観光地域経済のさらなる活性化を妨げている要因であり、解決できる一つの手段が「C+walk T」はじめ、歩行領域 BEV であると考えている。

今後は公道での走行も見据え、歩行領域BEVが利用者の熱海地域内回遊、施設内回遊をサポートできる環境を整え、パーソナルモビリティによる観光地域の活性化につなげたいと考えている。