2022年04月11日 16:02

東京芸術劇場では、劇場内外にちりばめられた魅力の数々を体感する「劇場ツアー」を毎月実施している。5月はタクト・フェスティバル開催中の芸劇で、プレイハウスを見学する特別編が企画された。

東京・池袋の駅前にある東京芸術劇場(通称、芸劇)は、音楽・演劇・ダンスなどを行う4つの専門ホールのほか、展示スペースなどを備えた複合芸術文化施設。世界最大級のパイプオルガンを有する音楽専用のコンサートホール、演劇・ダンスの公演を行うプレイハウスと2つの小ホールを備え、創造発信型劇場として舞台芸術の創作と上演を行っている。

ガイドの案内でホールをめぐる「劇場ツアー」は、毎月3~4回実施されており、芸劇の歴史やホールの特徴などが、劇場スタッフだけが知っている裏話も交えて紹介される。ホールの使用状況によってツアールートは毎回変わるが、どの回も建築や舞台機構などのハード面と、上演されている公演やコンサートのソフト面の魅力に触れられる。そのほか、館内にちりばめられている美術作品の由来に思いを馳せるなど、約60分の充実したツアー内容となっている。

タクト・フェスティバル(TACT FESTIVAL)は、東京芸術劇場がおくる、子どもと青少年のためのパフォーマンスの祭典。今回は本フェスティバルに合わせ、小学生以上を対象としたスペシャルツアーを実施することが決定した。参加費500円(税込)、定員各回20名(先着順)。申し込みはこちら