2022年04月06日 19:35

藤田観光グループが運営する「永平寺親禅の宿柏樹關」にて、曹洞宗大本山永平寺で行われる坐禅・諷経(読経)、法話など研修の参加と宿泊をセットにしたプランを4月1日から販売開始した。

永平寺親禅の宿柏樹關(はくじゅかん)は、大本山永平寺の門前、川沿いの参道に建つ旅館。本格的旅館のおもてなしと、坐禅や精進料理など禅の世界に触れられる、こころを癒す体験の宿となる。2019年7月に旅館の快適さと宿坊の魅力を兼ね備えた宿として開業し、間もなく3周年を迎える。永平寺が認定する「禅コンシェルジュ」が常駐し、坐禅・写経体験や永平寺での朝課(朝のおつとめ)など本格的な禅の世界を案内している。

研修体験ができる永平寺は、鎌倉時代の1244年、道元禅師によって建立された曹洞宗の大本山。禅の根本道場として深山幽谷の越前の地に開山し、以来770年もの間、道元禅師の教えを慕い、毎年多くの修行僧が上山してくる。今なお伝統を護り、昔ながらの修行が行われている。

今回のプランを通して他では味わえない本格的な禅に親しんでもらえる研修を体験、心穏やかなひと時を過ごしてもらう。

「永平寺の研修体験付きプラン」は2週間前までに申し込み。販売期間は4月1日より。料金は20名、55万円(消費税込)から。1名追加にて2万7500円(消費税込)となる。永平寺での研修体験と一泊夕朝食付き。※大本山永平寺の行事および柏樹關の空室状況等により、受付できない日もある。