2022年04月06日 09:52

東武鉄道では、2017年8月に営業運転を開始したSL大樹をきっかけとして、日光・鬼怒川エリアの魅力を高め、地域と手を取り合い伴走しながら、観光活力創出による地域活性化を目指している。そのなかでも鬼怒川線については、SLが走る昭和レトロをテーマにすえた観光路線化を目指して、地元地域と連携した景観整備や様々なイベントの開催等を進め、沿線の活性化、認知度の向上に努めてきた。
今般、この観光路線化施策について、将来にわたって持続的に発展し、地域の価値創出につなげていくことを示した未来構想を「鬼怒川線2030未来まっぷ」として取りまとめ、沿線地域はもとより、協力してもらえる各関係機関、個人と協働を図りながら、本マップの未来構想実現に向けて進捗・展開を探っていく。
「鬼怒川線2030未来まっぷ」とは、日光全体戦略を念頭に置きながら、地域とともに沿線の持続的発展を図っていく観光路線化戦略に基づいて、中長期的視点にたった鬼怒川線ならではの環境を活かしつつ、将来的に地域の価値創出につなげていくことを目指した未来構想。
引き続き東武鉄道では、当面のポストコロナを見据え、利用者のライフスタイルの変化に伴う多様な需要に応えるとともに、沿線地域におけるマイレール意識の醸成、沿線間のマイクロツーリズムの展開など、中長期的視点にたった広域鉄道ネットワークを有する東武鉄道ならではの特性を活かした各種施策の実現を目指していく。