2022年03月29日 09:55

川崎市多摩区では、3月下旬から4月にかけて桜が見頃を迎えている。しかし、2022年のお花見も、感染予防対策の徹底、短時間での鑑賞が呼びかけられている。そんな中、ウェザーニュースアプリでアンケート調査を行ったところ、「お花見で気になるところは?」という質問に対し「混雑具合・感染症対策」と回答した人が全体の56%と最も多くなった。次いで「開花状況」が20%、「天気や気温」は18%と、多くの人が開花状況よりも混雑具合、感染対策を気にしていることが分かった。

川崎市多摩区は、首都圏を代表する広大な自然環境を保有し、コロナ禍におけるおでかけスポットとして注目を集めている。そこで今回、混雑を避けながら桜を楽しむことが出来る「散歩と一緒に花見が出来る」川崎市多摩区のお花見スポットを紹介する。

電車と桜のコラボが迫力満点の「二ヶ領用水」。住宅街の中をひっそりと流れる小川に、およそ2kmにわたり約300本のソメイヨシノが立ち並び、水の心地良いせせらぎとともにゆっくりと桜を鑑賞することができる。二ヶ領用水付近にある南武線の鉄橋「船島川橋りょう」では、桜の中を走る電車を近くで見ることが出来る。

360度のパノラマ景色とともに桜を楽しむことが出来る「生田緑地」では、合計1500本の桜が咲き誇る。ほか、高さ15mものしだれ桜が圧巻の「須賀神社」、川崎市農業技術支援センターの桜並木、上野に並ぶ桜の名所「稲田堤の桜」を受け継ぐ「稲田公園」など