2022年03月28日 19:09

ディスカヴァー・トゥエンティワンは3月に「ディスカヴァーebook選書」の新刊を42点発売した。
この世界は素晴らしい書籍に満ちあふれている。しかし、そのすべてが「入手可能」ではない。多くの良書が絶版、品切れになり、読む機会が失われてきた。電子書籍は、「読む機会」を創出するひとつの可能性だ。古書店、図書館でないと出会えなかった本を、テクノロジーが進化を続けているいまだからこそ、いつでもどこでも読めるようにしたい。そのような思いから、過去に様々な出版社から発行され、いまだ電子書籍化されていない書籍を、出版社・著者の許諾・協力のもと電子書籍化しているのが、ディスカヴァーebook選書だ。読者が「ずっと読みたかった1冊」に出会えるよう、少しずつラインナップを拡充していく。
今月のおすすめ「出現する参加型社会」は定価2420円。コロナ情況の中で爆発したZoomのファシリテータを多数育成し、Zoom文化の扉を開いた一人である田原真人による、時代を切り拓く渾身の一冊。9年前からマレーシアに居を移し、オンライン生活、リモートワークを実践してきた体験のなかでみつけた、新しい時代の可能性。Amazon 楽天Kobo
ほか、3月刊ラインナップは、「心の危機の処方箋」1540円、「わたしの胸の夕ぞらに―吉田定一愛の詩集」1540円など。
ディスカヴァーebook選書は、様々な切り口の未電子化コンテンツを電子化し、読者がいつでもどこでも、好きな本を読めるようになり、電子書籍から「視点が変わる」体験を提供することを目指していく。