2022年03月24日 18:48

TBMが製造・販売する、東南アジアの再生プラスチックを50 %以上配合した「CirculeX(サーキュレックス)」製ごみ袋が、全国のローソン店舗で3月29日より発売される。

世界では約63億トンの廃プラスチックが廃棄されており、そのうち79%は埋め立て、もしくは自然環境に流出していると言われている。本製品の生産国及び主な原料調達元であるタイでは、2018年に「プラスチックごみ管理に関するロードマップ2018-2030」を策定した。2022年までにレジ袋、発泡スチロール製の食品容器、使い捨てのプラスチック製コップやストロー等の完全廃止を目指し、段階的にプラスチック使用量を削減する目標を公表している。

本製品は、こうした規制の強化により行き場を失った廃プラスチックを、埋め立てるのではなく、有効活用するために生まれた製品。日本では年間約20万トン以上のごみ袋が消費されており、その多くはバージン材(非再生材)で製造されている。再生プラスチックを50 %以上配合した本製品は、一般的なごみ袋と比較して、バージン材の使用量とCO2を含む温室効果ガスの排出量を削減することができる。

また、海外製でありながら原料証明によるトレーサビリティが確保されており、エコマークの認証を取得している。「ごみからよみがえるごみぶくろ」の価格は、45L(650×800 mm /10枚)200円(税込)、70L(800×900 mm /10枚)が372円(税込)。