2022年03月24日 09:55

主婦と生活社は、野菜炒めのレシピ集「元気が出る野菜炒め」を3月18日に刊行した。
コロナ禍による飲食店需要の減少、キャベツや大根などの豊作など、さまざまな要因によって野菜が非常に安くなっている今だからこそ、野菜炒めは家庭で作るのにぴったりのおかず。また、フードロス削減を目的とした「野菜炒め専門店」が東京・渋谷にオープンするなど、まさにいま注目されている料理だ。
炒めものというと「ギトギトの油にまみれた不健康な料理」といったネガティブなイメージがあるかもしれないが、一般的なフッ素樹脂加工がなされたフライパンでは、少量の油で十分に調理できるので、大量のドレッシングを使用するサラダなどと比べても、野菜炒めは少ない油で作れるヘルシーな料理であると言える。しかも火が通った野菜はコンパクトになるので、多くの野菜を無理なく摂ることができるのもよいところ。本書の著者・牛尾理恵さんが言うとおり、野菜炒めは「最強の健康おかず」なのだ。
本書は、さまざまな野菜を使った個性豊かな「野菜炒め」のレシピ78種を収録。家にある野菜で簡単ヘルシーでおいしい「野菜炒め」が作れる。短時間で炒めるためには野菜を効率良く加熱することが必要。ポイントは「炒めるというより焼きつける」「混ぜるというより持ち上げて落とす」「強火ではなく中火」の3つ。もちろん材料と調味料は必ずあらかじめ準備しておく。このとおりに作れば必ずおいしくできる。本書ではさらに詳しく解説している。
定価は1485円(税込)。発売日は3月18日。