2022年03月22日 12:24

ルグランは、気象に連動した広告をインターネット上で配信する仕組について特許を取得した。

この仕組は、ルグランが提供する気象連動型広告配信システム「weathermarketing.net」において既に実用化されている。「weathermarketing.net」は、ビジネスに利用できる数少ない近未来予測である「気象データ」を活用した広告配信システムであり、降水量・降水確率・気温・風速・湿度や花粉の飛散量など9つの気象条件にもとづき、Google・Facebook・Instagram広告の配信を制御できる気象連動型広告配信システムとして、2021年より提供を開始している。既に同システムを利用している広告主においては、コンバージョン率やクリック率の改善など高い効果も出ているが、今般、同システムに採用されている気象に連動したインターネット上での広告配信・制御の仕組みについて、特許(第7032719号)を取得した。

同社では、世界的に脱クッキーの流れが進む中、今後、消費者の好みやTPOに合わせて広告を配信するためには、気象データの活用が重要な要素になると考えてきた。また、インターネット広告は単価の上昇も続いており、購入意欲の高い消費者を選定して広告を出稿・配信することで、費用対効果を改善するための仕組が必要であるという問題意識をもってきた。こうした課題を解決するため、同社は、20年に及ぶ運用型広告の管理・最適化の経験と、気象連動型コーディネート提案ツール「TNQL」で培われた気象データ活用の知見の融合し、「weathermarketing.net」を開発した。

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