2022年03月16日 09:42

黄檗宗大本山萬福寺は、臨済宗黄檗宗連合各派合議所が運営する臨黄互助会の事務局である和合舎とにほんとの共同企画で、「飲むお守りふうじちゃ/封じちゃ」を2021年11月13日に萬福寺売店内にて販売を開始した。また、3月14日には、萬福寺オンラインショップを開設し、ふうじちゃ/封じちゃをオンラインで購入することが可能になった。
隠元禅師が中国より渡来し宇治の地で開いた黄檗山萬福寺は、江戸時代に日本中に煎茶を広めた「売茶翁」が煎茶の祖として祀られていることでも有名な禅寺。約350年の歴史が続く萬福寺で、開祖・隠元禅師より法を継いだ住職が、御縁深き煎茶を2度焙煎して作ったほうじ茶に祈祷を捧げたのが、飲むお守り「ふうじちゃ/封じちゃ」となる。
飲むお守り「うふうじちゃ/封じちゃ」は、萬福寺住職による祈祷・祈願を授かった、飲むお守りのほうじ茶。日常的に飲んでもらうことで、魔を封じ込める。閉塞感の漂う日本で心が塞ぎ込み、未来が見えず、迷い、不安が広がる日常には魔が潜んでいる。魔は、不安や煩悩など心の禍から、災難、心身の病などを引き起こす原因ともいわれている。人それぞれ魔の形は異なる。厄払いのために持つのはお守りだが、様々な魔に対応し心の平穏をもたらすために、飲むことで魔を封じる飲むお守り「ふうじちゃ/封じちゃ」を作った。
「ふうじちゃ」は80g(4gティーバッグ×20袋)3000円(税込)。販売方法は、萬福寺売店・萬福寺オンラインショップ。