2022年03月09日 12:49

ZIPCAREは、次世代の高齢者見守りシステム「見守りプラットフォームまもるーの」を開発し、6月より販売開始する。

介護業界では「人材不足」と「業務効率」の改善を図るため、様々なIT機器導入が求められている。すでに多くの介護現場では様々なセンサー等が導入されている一方、独自のアプリケーションやデバイスが複数存在しているため、管理や習得が難しく、かえって業務が捗らないなどの問題が起きている。そこでZIPCAREでは、新たな次世代見守りプラットフォームとして、介護施設向け見守り機器「まもる~のSHIP」と在宅介護向け「まもる~のONE」(介護保険適)の別々のシステムをクラウド上で一元管理できるよう構築した。

システムのクラウド化を実現することで、在宅と施設で異なるシステムで運用されていた情報を、介護施設、家族、地域でシームレスでつなぎ、どこにいても最適な介護を受けられるようになった。これにより、介護従事者や家族が遠方でも介護者の現在の状況をリアルタイムで把握でき、情報共有が可能となる。さらに施設介護では「見守りセンサー」と「職員同士のコミュニケーションツール」を一体化することで、今まで煩雑だった業務を一つのデバイスとアプリケーションで完結し、より効率的な介護業務が可能になる。機能的な面では、標準で搭載されていた睡眠やバイタル、居室内環境、転倒予防の各種センサーの検知機能はそのままに、かねてより要望の多かった、「チャット機能」「インカム機能」「カメラ機能」を新たに追加した。

ZIPCARE