2022年02月28日 12:00

東洋製罐グループは、紙素材25%の使い捨てカトラリーで、CO2排出量と樹脂使用量を約20%削減する「トーカンECOカトラリー」シリーズを開発、第1弾として「トーカンECOスプーン」、「トーカンECOフォーク」を3月初旬より販売開始する。

近年、環境配慮の観点から、脱炭素社会の実現や、プラスチック素材の活用の見直し等、資源の有効活用が求められている。直近では「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が4月1日施行される予定で、設計・製造・販売・提供・排出・回収・リサイクルといった、プラスチック製品のライフサイクルに関わる事業者・自治体・消費者に対して、より一層、リデュース、リユース、リサイクル、リニューアブルへの取り組みが促される。同法の施行により、使い捨てプラスチック製品(いわゆるワンウェイプラスチック)の使い方が見直され、ライフスタイルが変わることが想定されている。

こうした背景から、東洋製罐グループでは、様々な課題に向き合うことでイノベーションを興し、より豊かな社会の実現を目指すプロジェクト「OPEN UP! PROJECT」の一環として、「プラスチック製品のリデュース」を促進するべく、「トーカンECOカトラリー」シリーズを開発。第1弾として、「トーカンECOスプーン」、「トーカンECOフォーク」を3月初旬より販売開始する。同シリーズは、レンゲや160mm先割れスプーン、100mmスプーン、140mmスプーンフォーク等、様々なカトラリーを開発しラインナップを順次拡大していく予定だ。

OPEN UP! PROJECT