2022年02月21日 09:25

函館島まちづくり事業部は、まちを彩る新プロジェクトを始動。2021年12月~1月にかけて「函館カラーをみつけよう」と題して、地域の方々が想う「函館カラー」を募集した。

約100名からの応募を集計したところ、レッド系、ピンク系、オレンジ系、イエロー系、グリーン系、ブルー系、ホワイト・グレー系の色とりどりの「函館カラー」が集まった。応募者からは「函館カラー」にまつわるさまざまなストーリーが添えられ、あらためて、函館の町並みを飾る、色彩の豊かさを感じることができた。

送られたストーリー「グリーン系」では、函館ハリストス正教会の屋根の色。ブルー系では、石川啄木が詠んだ歌「矢熊菊の青大森浜の海と空のブルーグレー」など。

函館島は、函館のローカルシーンを盛り上げるべく、函館カラーパレットの検討を進めている。気軽に利用できるインテリア用のカラーパレットづくりからスタートし、徐々に函館の町並みと調和する外装用のカラーパレットの検討を進めていく予定だ。ペイント文化が広まることで町並みがより美しく彩られ、函館ならではの個性が磨かれていくとしたら素敵だと思える。活動の内容は随時ウェブサイト等で伝えていく。

2月26日には、ローカルライフと旅の玄関口をつなぐ取り組みを共同で進めてきた函館空港にて、函館カラーのペンキを塗装するワークショップ「函館カラーを塗ってみよう!」を開催予定。市民と共に函館カラーを自分ごとにする取り組みを実施する。

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