2022年02月16日 12:00

イエロー ピン プロジェクトは、1月21日、足立区立高野小学校にて小学5年生を対象に、「プログラミングで海のSDGs!」出前授業を実施。SDGs課題14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、Scratchのブロックプログラミングを通した社会課題解決の可能性を学習した。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環。今回の授業では、仮想の海にいるおなかがすいたシャチに、魚の場所を教えて食べさせてあげるプログラムを組むことに挑戦した。

Scratchのプログラムの中には、実践を繰り返すことで気づいてほしい「仕組み」がある。シャチが食べる魚の中には「プラスチックごみ」が混ざっているので、食べてもエネルギーにならない。これを避けるために、新たにプログラムを書き換えて工夫をする。授業の後半では、地球の豊かな海を脅かしている「海洋プラスチックごみ問題」の解説を行った。

また、実際に美しい海を守る為に、プログラミングや科学技術を使った活動にはどんなものがあるのかを紹介。さらに子どもたちがすぐに取り組めることとして、3R(Reduce・Reuse・Recycle)についても学習した。参加児童からは「Scratchですごく楽しめたし、SDGsのこともよく知れて、海のプラスチック問題も勉強になった」といった、海のSDGsとプログラミングをもっと知りたいというような感想が得られた。