2022年02月14日 12:39

ニチリウ永瀬は、プラスチック使用量の約50%削減を実現したサスティナブル園芸ポット&プランター「もみっく」の販売を2月中旬より開始する。

2021年で創業100年を迎えたニチリウ永瀬は、食・農業を通して、持続可能な社会と人々の暮しを豊かにする商品やサービスを提供する、農業資材・家庭園芸用品・飼肥料原料を中心に取り扱う専門商社。収穫された稲穂を脱穀する際に排出されるもみ殻は、年間約180万トン。そのうち、約40万トンは農産業廃棄物として処理される。農産業廃棄物として廃棄するためには、コストがかかり非常に割高。田畑での焼却やくん炭作りは、焼却時のケイ素結晶化による土壌への影響やCO2排出がネックとなる。もみ殻の処分は、米食文化の抱える大きな問題だ。そこで、園芸・農業に長年携わる同社は、もみ殻とプラスチック原料を混ぜ合わせたサスティナブル園芸ポット&プランター「もみっく」を開発した。

「もみっく」の園芸ポットは、4号~8号まで。プランターは24型と32型を用意している。寒さが和らぎ、新芽が息吹だす季節に、庭やベランダなどで「もみっく」を利用した園芸を始めてみてはどうだろうか。利用者の園芸活動が、環境保護活動に繋がる。「もみっく」は、ナチュラルカラーを採用しているのでどんな園芸シーンにもマッチする仕様。植物の成長を楽しみつつ、地球を守るという新しい園芸の楽しみ方を提供する。

販売開始時期は2月中旬~下旬予定。販売店舗は、全国の園芸店・ホームセンターなど。

「もみっく」専用サイト