2022年02月09日 12:02

平和不動産は、日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトを推進しているが、今回、東京都中央区日本橋茅場町において、「Edible Kayabaen」プロジェクトをスタート(4月予定)する。
同プロジェクトは、同社子会社の東京証券会館が所有する東京証券会館の屋上において、ユニバーサル園芸社、エディブル・スクールヤード・ジャパン(ESYJ)と連携し、菜園を含む屋上ファームガーデンを計画する。
同施設は建物の屋上を有効活用することで、「食」についての持続可能な地域循環の実現と教育の実践、それに豊かな地域社会に向けた貢献に寄与する場となることを目指しているが、特に、子どもたちの食育体験の場の創出として、ESYJが取り組む「育てる、食べる」ことを通して生きる力を育む「エディブル・エデュケーション」による自然学校「アーススコーレ」を実施予定だ。土を耕し、種を蒔き、収穫し、食卓を囲むといった一連の食農サイクルとともに生命(いのち)のつながりに親しみ学ぶ内容となっている。
ESYJが牽引する菜園教育は、Withコロナ時代において関心を集めていると同時に、都心に住む土に触れる機会の少ない子どもたちにとって貴重な学びの庭となる。なお、その独自の教育プログラムを体験できるオフィスビルは日本では初めて。併せて、ユニバーサル園芸社とともに地域のテナントや飲食店舗の人々が利用できるファームガーデンやコンポスト、またFarm to Tableなど各種イベントが実施できる広場も計画する。
所在地は、東京都中央区日本橋茅場町1-5-8 東京証券会館屋上。