2022年02月09日 09:48

エクソルは、太陽光発電所格付制度「XSOL SOLAR STAR 制度」の運用を開始する。
「XSOL SOLAR STAR 制度」は太陽光発電所の設備、法的デューデリジェンス、ハザードや発電量などを検査・評価してランク付けし、価格査定するサービス。買主にとって課題となるのが、太陽光発電所の良し悪しの判断が容易ではないこと。売主も、近似条件の発電所でも売り先によって売買の条件が変わる、さらには売れないかもしれないというリスクがある。「XSOL SOLAR STAR 制度」により、買主は太陽光発電所のスペックをランクで判断して簡単かつ安心して購入でき、保有する発電所の水準を揃えられる。売主も、買主が求める、売れる発電所のスペックをランクで把握でき、安心して建設できるようになる。
「XSOL SOLAR STAR 制度」は、基本項目と査定評価項目で、太陽光発電所をランク付けして査定価格を算出する。基本項目は「設備」、「施工」、「土地」、「法的DD」、「地域への告知」。基本項目のうち一つでも基準を満たすことができなかった場合は、売買を推奨しない発電所ということで査定評価の対象外とし、建設計画の見直しや是正についての提案をする。基準をすべて満たすことができた発電所は、ハザードマップなどを参照しながら評価する「ハザードランク」と、地域の積雪状況さえ計算に入れたエクソルの発電量シミュレーションによる「発電量ランク」をそれぞれ査定し、A~Cで評価。最終的に、各項目の評価を掛け合わせて発電所を5段階評価し、査定価格を算出する。