2022年02月08日 13:03

おかえりは、2月8日、日本に生息する竹を使ってトイレットペーパーをつくる「日本の竹でバンブーロールをつくろう」プロジェクトを開始する。

同社は、「還すを未来のあたりまえに」をビジョンとし、循環を生み出すサステナブルなプロダクトやサービスの開発を事業としている。2021年1月より、竹でつくったトイレットペーパーの定期便サービス「BambooRoll(バンブーロール)」を開始した。「バンブーロール」は竹100%でつくったトイレットペーパーのサブスクリプションサービスだ。資源の節約とプラスチック・フリー、ゼロ・ウエィストを目指し、リサイクル段ボールに無漂白のトイレットペーパー18ロールを詰めて好きな頻度で自宅まで届ける。今回、かねてから構想にあった、日本国内の竹での生産を目指す。

世界中に1000以上の種類があると言われている竹。その中でも製紙に向いた繊維を取り出しやすいとされる「慈竹」を使い、これまで製造販売してきた。現在、日本国内には「慈竹」は存在せず、日本に生息する竹での製紙は容易ではないと言われている。同社では、いくつかの工場や事業者と連携し、トイレットペーパーの製造に挑戦。2月現在、長野県産の竹パルプの試作を完了。そして抄紙(パルプを原料に紙を抄くこと)における品質の調整に着手している。今後の進捗については、「バンブーロール」公式サイトにて進捗レポートを掲載していく予定。

バンブーロール公式サイト / 進捗レポートについて