2022年02月01日 09:48

パナソニック 空質空調社は、4月1日、業務用空質空調連携システムを発売する。
近年、新しい生活様式が定着する中で、換気や除菌など空気質への関心が高まり、とりわけ不特定多数の人が往来する非居住空間では、空質空調機器による差別化が求められている。同システムは、空調機の温度調節機能、熱交換気扇による換気機能、パナソニック 空質空調社独自技術の次亜塩素酸と新「ナノイーX」による、除菌、脱臭、加湿機能を連携させたシステムだ。
天井埋込形ジアイーノで、空気中を浮遊する菌・ニオイを吸引し、本体内部で生成する「次亜塩素酸」のチカラで除菌・脱臭。キレイになった空気とともに、気体状の「次亜塩素酸」を放出する。また、新「ナノイーX」でPM2.5、花粉を抑制するほか、空調室内機内部のカビ菌の成長を抑制。さらに、静電HEPAフィルターを装備し、室内空気を循環させて集塵する。
熱交換気扇による換気では、CO2濃度に応じて換気量をコントロール。CO2が1000ppm以上になると熱交換気扇がブースト換気運転し、不要な時は低速の弱運転で省エネを図る。また、業界トップクラスのAPFを実現した空調機に、湿度による快適省エネ運転機能も搭載。同社独自の加湿量を細かく制御できる「遠心破砕加湿技術」により、冬場の乾いた空気を加湿し、設定温度を下げても、体感温度を暖かく感じるようにした。これによって、CO2センサーと連動した熱交換気扇を使用しなかった場合に対して、最大52%の消費エネルギーを削減。更に、加湿に必要な水を自動給水し、省メンテナンスとなっている。