2022年01月27日 15:10
D2C Xは、世界最大級の規模を誇るクラウドファンディングサービス「Kickstarter」や「Indiegogo」などのプラットフォーム上で、海外クラウドファンディングを展開する支援サービス事業「X-border Crowdfunding」を開始した。
同事業は、月間アクティブユーザーが最大220万人を誇る訪日外国人観光客向けWebメディア「tsunagu Japan」を運営するD2C Xが、自社で展開する越境クラウドファンディング事業を通じて得られた知見・ノウハウを活かして、日本企業・製品の海外クラウドファンディング展開をサポートする。アカウント開設、企画立案、多言語記事制作、取材撮影、動画制作、CS対応、海外配送など、海外クラウドファンディングに必要な業務を、事業者のニーズに合わせて依頼することが可能だ。
同事業では、日本発のサービスや製品を提供する幅広い業種の事業者を対象としている。これまでに自治体から海外クラウドファンディング展開の事業を受託した実績もあり、官公庁・自治体など行政関連の機関とも連携可能となる。2021年12月にD2C Xで実施した菜箸のキックスタータープロジェクトでは、最終的に全世界30カ国以上から約630万円の支援額を集め、1000本以上の菜箸を配送する予定だ。依然として世界的な観光産業の復興が不透明な中、世界中の人々へ多くの優れた日本製品やサービスを届ける取り組みとなる。
