2022年01月26日 15:50

テレコムスクエアは、AR ナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」屋内ナビの一部機能を、Software Development Kit(SDK)として、1月26日から提供開始した。これにより、同社が開発・運営するARナビゲーションアプリ「PinnAR」に搭載されている屋内ARナビゲーション機能を、SDKとして「PinnAR」以外のアプリケーションへ実装が可能になる。
「PinnAR」の屋内ARナビゲーション機能は、顧客利便性の向上や新型コロナウィルス感染症予防対策として、昨年6月に「玉川高島屋S・C」に展開を開始。以来、多くの企業等から引き合いがある。そのような中で、施設にてすでに開発済みの施設案内アプリに、屋内ARナビ機能を実装できないかという声が多く寄せられた。そのような要望に応えし、今回「PinnAR SDK」を提供開始することとなった。
スマホアプリによる屋内でのナビゲーションは、衛星からのGPS信号が遮断されるため、正確な現在地測位と目的地にたどり着くルート設定が非常に難しい。そのため、これまでなかなか実用化には至っていなかった。同社が独自開発した「PinnAR」の屋内ARナビゲーション機能を、「PinnAR SDK」としてパッケージ化して提供することで、各施設が開発コストや時間を大きく削減し、自施設のアプリに屋内ナビ機能を実装することが可能になる。詳しくはこちら。