2022年01月19日 12:56

サッカロンは、生理用品のオフィス常設サービス「サニパ」の提供を1月19日より開始する。

近年世界的に生理用品に関する社会的不均衡を軽減する動きが広まっている。日本でもフェムテックの普及や行政・教育機関での生理用品の無料配布など、生理に関する課題を支援する動きが活発になっている。「サッカロン」の調査によると、女性の生理に関する金銭負担を「とても重く感じる」「少し重く感じる」と回答した人は合わせて45%と半数近くになることがわかった。また、生理用品がオフィスに常設されることでどんなことが解決されるかを尋ねたところ「業務中に生理用品を持っておらず困ったことがある」「生理用品を持ってトイレに向かうのが恥ずかしい」といった回答があり、オフィス勤めの女性の生理用品に関する悩みは多岐に渡る。

「サニパ」は、生理用品のオフィス常設サービス。生理用品の入ったディスペンサーを女性トイレに設置することで、従業員が自由に利用できるようになる。ディスペンサー設置時は工事不要であり、企業用のトイレ内に設置するため、各企業の意思で導入することが可能。従業員が自己負担なく自由に生理用品を使えるようにすることで、企業の働きやすいオフィス実現を支援する。

同サービスは東京都渋谷区近辺から先行スタートし、順次その他の23区に提供エリアを拡大していく予定。今回、企業モニターを30社募集する。応募要件は、東京都渋谷区周辺の企業(概ね渋谷駅から徒歩15分程度の範囲)、渋谷区周辺のオフィス一箇所に従業員数50人以上が在籍している企業。

モニター料金は無料。実施期間は設置から3カ月。

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