2022年01月07日 19:01

大丸松坂屋百貨店は、アートとアートを買うことの魅力を届ける初のアートメディア「ARToVILLA(アートヴィラ)」を1月7日にスタートする。
日本国内の美術品は2500億円を超える市場規模となり、販売チャネルとして百貨店は画商に続き2位となっている(2019年調べ)。なかでも現代アート市場は拡大傾向にあり、特に若年層コレクターからの人気が高く、今後もこの傾向が続くことが予想される。大丸松坂屋百貨店は400年にわたり、「お買いもの」を通して生活と文化を結ぶ役割を担ってきた。暮らしが移り変わる今、同社は「アートのある豊かな生活」を提案し、定番にしたいと考えている。
「アートヴィラ」は、それぞれの生き方のなかでアートの扉をひらき、カルチャーシーンで活躍する「#DOORS」の人々と一緒に、アート所有の敷居を下げるコンテンツをオンラインと店頭で発信し、アート所有までの体験を届けるプロジェクト。アートを「見る人」は増えてきたが、アートを「買う人」は、まだ少数という現状を踏まえ、日常に紐づいた独自の切り口でアートを買うことを日常化し、アートのある豊かな生活を定着させることを狙いとしている。
「アートヴィラ」では、WEBサイトで展示会情報や特集テーマに基づいた各種コンテンツ、HOW TO系の連載コンテンツなどを展開。また、アート業界だけではなく、様々なカルチャーとの接点をつくり、アートを楽しめる入口を増やす。さらに、メディアだけではなく、実際に購入できる展覧会を開催し、アートを手にする素敵な体験までを支援する。