2021年12月21日 19:02

アスクルは、事業所向け(BtoB)通販サービス「ASKUL」において、マクニカが提供する「重要属性スコアリングAI」を導入開始した。
本ツールは、AIを活用し取り扱い商品の重要属性項目を抽出するもので、マクニカが提供するフルカスタマイズAIサービス「CrowdANALYTIX(クラウドアナリティクス)」の一つ。AIを用いて対象商品の購入の決め手となる属性項目(「容量」「長さ」等)をWEB上のデータとASKULサイトのデータの両方より取得し、それぞれの重要度をスコアとして数値化して抽出する。
「重要属性スコアリングAI」の特徴は、多岐に渡る専門商材に対し、それぞれの商品カテゴリ特性に適切な属性項目をWEB上のデータとASKULサイトのデータの両方からAIで抽出できる点だ。算出された重要度スコアに基づき商品情報を収集し、商品特性に合わせた適切な情報をサイト上で掲載することで、より細かい検索が可能となり、これまでより選びやすく購入しやすいサイトとなった。
ASKULでは、医療・介護や製造業等の業種向け専門商材を中心にロングテール品のアイテム数を拡大する一方で、利用者からは購入時に必要な情報を適切にサイト掲載することが求められる。今回の導入により、これまで困難であった専門商材の情報充足が実現し、より検索性が高く購入しやすい売り場も実現した。