2021年11月19日 15:00

動物保護活動の支援プロジェクトを展開する「Author(オーサー)」は、「AnimaPick」を開設、11月22日から運用を開始する。これは、保護団体や里親から投稿されたイヌやネコの画像や動画を第三者が閲覧するだけで、投稿者側に活動資金がポイントで配分される専用サイト。スポンサー企業からの広告収入を、投稿が見られた回数に応じて投稿者に配分する、これまでにない仕組みとなっている。
具体的には、サイトに登録した保護活動者・団体、グループが、里親募集や保護した動物の画像や動画を投稿すると、そこに企業広告が掲載される。投稿(と広告)が閲覧された回数に応じて、投稿者にポイントを付与。投稿者はポイントをAnimaPick内のショップで必要な商品(フードやケージ等)と交換したり、支援金として受け取ったりすることで運営資金難を改善できる。
クラウドファンディングなどを通じて、支援の輪が広がっており、リリース時には、約40の動物保護活動団体や、個人ボランティアが参加予定。年内には100の団体や個人ボランティア、1万人の一般ユーザーの登録を見込んでいる。
本サイトの開発と1年間の運用に必要な資金約165万円は、クラウドファンディングにより全額を確保した。AnimaPickでは、スマホからでも簡単に参加ができるよう、専用スマートフォンアプリを開発中。アプリは2022年初めのリリースを目指しており、動物保護活動に関心がない人への新たな啓発活動や意識改革にも貢献していきたいと考えている。詳しくはこちら。