日本のものづくりに特化したオンラインショップ「CRAFT STORE」を運営するニューワールドは、11月17日より「eni plate桐箱入り」を発売する。

贈り物や大切な衣類の保管に用いられてきた桐箱。単なる梱包ではなく大切にしたいものという想いのこもった桐箱は、古くは仏具や茶器の保管から始まった。箱に用いられる「桐」は、素材としてとても軽く柔らかいため、中身を守る木材として永く重宝されてきた。さらに桐に含まれる成分タンニンには、防虫・防かびのちからもあり、多湿な日本では嫁入り道具として桐箪笥を持たせる文化も。

今回製造を依頼した福岡の増田桐箱店は、博多の伝統工芸品である「博多人形」を入れる箱の製造がはじまり。創業92年という伝統ある桐箱づくりは、現代においても暮らしに溶け込むプロダクトを自社開発し、ブックシェルフや木製オセロなど人気を博している。

この度登場する桐箱は、梱包や緩衝材だけの役目ではなく、箱を開けた後もずっと使用できるようなデザイン。食器棚のスペースを最大限に活用するための桐箱としても利用できる。「eni plate桐箱入り」のサイズは、外寸：w約220mm × d約240mm × h約60mm。詳しくはこちら。

なお、ニューワールドは、販売施策としての動画コンテンツの制作やプロモーションを通じ、日本のモノづくりメーカーのマーケティング活動など事業の拡大を図っている。Makuakeにて制作サポートしたプロジェクトの累計調達金額は、10億円を突破した。