2021年11月12日 12:23

土屋鞄製造所は、古くなった同社革製バッグを綺麗に修理し、リユース品の店頭販売「Reuse items POP UP STORE」を11月19日より開始する。

同社は、ランドセルと鞄や小物などの革製品を製造販売する老舗鞄メーカー。「時を超えて愛される価値をつくる」をミッションに掲げ、1965年の創業以来、製品の企画から販売まで一貫して行い、日本の感性と職人の丁寧な手仕事を大切に、ユーザーの暮らしに寄り添うものづくりに取り組んでいる。同社は環境に配慮し、リユースとリメイク、リペアを柱とするサステナブルなプロジェクトを10月に新たに立ち上げた。今回のリユース事業はその第一弾の取り組みとなる。

今回、家庭で使わなくなった同社の革製バッグを無料で引き取り、職人が修理した製品を約150点販売する。バッグは全て、東京・西新井の工房で、専門の職人が丁寧に修理、メンテナンスしている。リセールするアイテムは、トートバッグやショルダーバッグ、ボストンバッグなど豊富な品揃え。全て、経年変化で革の風合いなどが異なる一点物だ。中には、限定生産品や廃盤品といった希少なものも販売。「土屋鞄」の歴史を感じるようなラインアップとなっている。価格は定価から最大で半額程度に抑え、販売後は新品と同様に修理サービスに対応する。

価格は、定価の5割から7.5割程度、1万2300円~13万5800円(税込)。期間は11月19日~12月19日(約150点の製品がなくなり次第終了)。場所は、東京都目黒区青葉台3-19-8「土屋鞄製造所 童具店・中目黒」内。

土屋鞄製造所