2021年11月10日 15:26

「渋谷未来デザイン」は、渋谷区民や渋谷区に関わる様々な人々 、企業とともにスマートなまちづくりの実現を目指す「デジタルツイン渋谷プロジェクト」を開始する。
これは、現実世界のさまざまな情報をデジタル空間上に集めて都市を再現するデジタルツイン技術を活用して実施されるもの。「デジタルツイン渋谷プロジェクト」第一弾の取り組みは、現在、再整備計画が進められている玉川上水旧水路緑道を中心としたササハタハツエリアのデジタルツインの構築、可視化。
サハタハツエリアの3次元点群データ、国土交通省が提供する3次元都市モデル 「Project PLATEAU」等の国や自治体のオープンデータや企業の持つデータを活用。ブラウザやARグラスから可視化及び共有することにより、3次元空間を活かした分析・シミュレーションが可能となる。また、今後、渋谷区やササハタハツまちラボなどと連携し、デジタルツイン活用の在り方検討を進めていく予定。
今後、ササハタハツエリアの3次元データや、区の持つデータなどを閲覧できるよう準備を進めている。また、ワークショップなどで出た地域住民等の意見をデジタルツイン上に表示させることで、ササハタハツエリアにおける地域住民等の意見反映に役立てていく。なお、デジタルツイン上に登録されたデータは日本Nrealが提供を行うARグラス Nreal を通じて、現実世界にARとして表示される。詳しくはこちら。