2021年11月05日 19:57

サン・クレアが経営するANCHOR HOTEL FUKUYAMA(アンカーホテル福山)にて、繊維産地の新たな取り組み・技術を知ってもらうワークショップ「DENIM CRAFT WORKSHOP with REKROW」を11月14日より毎週日曜に定期開催する。

2018年12月のオープンから一貫して、地元ものづくりの魅力発信に徹してきたアンカーホテル。これまでも、館内のインテリアや体験型宿泊プラン造成、館内での作品展示を通して国内外の利用客に地元の魅力を伝えてきた。新たな取り組みとして、REKROWプロジェクト協力の元、宿泊客および地域の人を対象に、ものづくり技術を体感できるワークショップを定期開催する。

ワークショップ冒頭に、まず、福山が日本有数の繊維産地であること、産地が取り組むという点で日本唯一のサーキュラーエコノミープロジェクトであるREKROWについて、動画を交えて伝える。理解を深めてもらった後に、福山市北部で作られ、常石造船で約1年間着用されたデニム作業着を実際にほどき、解体してもらう。簡単にほどけないひとつひとつの縫い目の正確さ、激しい動きにも耐えうる縫い方など。ほどき作業を行うことで、縫製技術の高さを身をもって知ってもらうことを目的としている。そして、ワークショップの最後にはREKROWプロジェクトで生じたデニム端切れを使って思い思いのアクセサリーを作ってもらい、持ち帰ってもらう。

ワークショップは、11月14日から毎週日曜日11時~12時開催。参加費はひとり1000円(税込)。定員は最大6名。