2021年11月05日 19:00

文京学院大学は、Rural frontierと連携、人間学部コミュニケーション社会学科岩舘ゼミに所属する4年生の7名が、10月17日、21日の2日間カフェイベントを実施した。

同学科では、都市型社会問題について学びながら、地域社会との関わり方を学習する「まちラボプロジェクト実習」を4年生に開講している。今回、産学連携でのイベントを企画・運営した岩舘ゼミ4年生は、「まちラボプロジェクト実習」の一環として、「日常の小さなサードプレイス」をテーマとしたイベントを2つ実施した。

会場は、地域プロモーション事業や飲食店事業を展開するRural frontierが運営する、「1杯のコーヒーで繋ぐ都市と地方」をコンセプトとするカフェ「Rural Coffee」。今回は、いずれの企画もコロナ禍のため、次年度以降の展開を見据えた小規模(最大4組)かつ試験的に実施した。

期間中には、使わなくなった服のリメイクを通しSDGsを考える「古着リメイクカフェ」や、他者との協力や交渉などを学ぶことができる「ビジネス・ボードゲームカフェ」を開催。地域の人々との交流を創出する場として活用をすることが出来た。実際に地域の人とのコミュニケーションの場をもつことで、より広い視点から社会問題解決に取り組むことができると考え、今後も、地域との交流を増やし、地域活性化の一助となるような教育を目指す。