2021年11月05日 09:01

ドリームデイ・アット・ザ・ズー実行委員会は、アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)へ、障がいのある子どもとその家族を招待する「ドリームデイ・アット・ザ・ズー2021」を11月3日に開催した。
ドリームナイト・アット・ザ・ズーは、障がいのある子どもとその家族を動物園・水族館に招待し、気兼ねなく楽しいひと時を過ごしてもらうための国際的なプログラム。1996年にオランダのロッテルダム動物園から始まり、現在は日本を含め世界で40カ国、国内では27施設で実施されている(今回は日中開催のため、名称を「ドリームデイ・アット・ザ・ズー」とする)。
今回、地域の人々をはじめ、関係各所の人々の協力があり、4回目の開催に至った。2017年からアドベンチャーワールド主催で行ってきたが、今年度の主催団体は、アワーズの社員だけではなく、イベント主旨に賛同した人々が参画した組織「ドリームデイ・アット・ザ・ズー実行委員会」を立ち上げ、地域の人々と一丸となってイベントを運営した。
当日は全国から1003組4213名のゲストが来園。パーク内では、動物たちとのふれあいや、マリンライブ、遊園地などを楽しんでもらったほか、今年は、協賛・協力の56団体・企業や個人、421名のボランティアの人々とともに、パーク内各所でパラスポーツ体験や、ワークショップ、販売ブースなどでゲストを迎えることができた。イベントを通じて、今後もすべての人がともに理解を深め合い、助け合って生きていける未来を目指していく。