2021年11月02日 09:12

六本木ヒルズ内にあるギフトショップ「g KEYAKIZAKA」は、福井県の繊維企業と連携し、産業廃棄物として捨てられる残反を活用してエシカル風呂敷を作成し、ギフトラッピングする新サービスをスタートさせる。

昨今、環境への意識からショッピングバッグが有料になることを皮切りに、華美にすぎる包装や過剰な梱包などを控える傾向になっている。しかし「g KEYAKIZAKA」は、ギフトを選ぶ際の高揚感、もらった人がギフトを開ける際のワクワクする気持ちを届けることを諦めたくない。利用者の満足を損ねることなく、環境に負荷をかけず、また業界内の改めるべき慣習を乗り越える方法がないかと模索していたところ、縁あって福井の繊維産業の課題に取り組むラコームと出会い、そこから本サービスの構想がスタートした。

このサービスはお歳暮やクリスマスシーズンでギフト需要の高まる時期に合わせ、11月中旬よりラッピングのオプションメニューに追加。サービスローンチに合わせて、さまざまな残反を組み合わせて作成した一点物の風呂敷を計101枚用意した。風呂敷のサイズは購入するギフトのサイズによって4種類から選べる。生地の素材は、レーヨン、キュプラ、ウール、ポリエステル、デニムなどさまざま。また、オプションパーツを利用して、カバンにするなど様々なカタチで楽しめるなど、その場で好みのギフトラッピングに仕上げる。

価格は700円~1300円(サイズにより、異なる)サービスローンチ予定日は11月16日より。初回限定枚数は101枚(なくなり次第、順次、補充予定)。