2021年10月29日 12:39

PLAYERSは日本点字制定記念日であり、「点字の日」とされている11月1日に先立ち、視覚障害を持たない(晴眼者)20~60代の男女1000名へ意識調査を行った。

その結果、約6割が「白杖」を読めず、9割以上が「晴眼者」の読みや、意味がわからないことが明らかになった。また、「もし次のような視覚障害者を見かけたら意外に感じるか」と質問したところ、「スマホを使うのは意外」と回答した人は、37.9%にのぼった。「白杖=失明」ではなく、多少は見える「弱視」の人もおり、スマホを使う人もいる。しかしながら現状は、誤った印象を持つ人がいることがわかった。同様に「映画を観るのは意外」と回答した人は、41.1%、「外出時に白杖を使用していないのは意外」と回答した人は、33.4%にのぼった。

次に、「視覚障害者に接するときの正しいサポート方法を知っているか」と質問したところ、86%が「知らない」と回答。さらに、サポート方法として正しいと思うものを選んでもらう質問についても、19%の人が「わからない」と回答している。

また、困っている視覚障害者を見かけたら「声をかけたい」と7割が回答。しかし、実態は2割だった。声をかけたくない理由には、「解決できるかわからない」「何をしたらいいのかわからない」というものがあり、サポート方法の認知が進めば、声をかけられる機会も増えるかもしれないと考えられる。詳しくはこちら