2021年10月29日 12:32

JR東日本スタートアップらは、新潟の海産物を新幹線等による荷物輸送サービス「はこビュン」とギグワーカーによる自宅までのラストワンマイル配送を活用した、鮮魚の宅配サービスをテスト運用する。
今回は、新潟県新潟港で朝、競りにかけられた甘エビやカニなど、鮮度が命のプレミアムな海産物が、獲れたて状態で自宅に届く購買体験、非対面・非接触での商品購入体験を提供。当該の取り組みは、生鮮流通のDXを推進するフーディソン、物流業界のラストワンマイルのDX化を目指す207 株式会社とともに、JR東日本クロスステーション、ジェイアール東日本物流の協力を得て実施する。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響により、生活者の巣ごもり需要が高まっている。「自宅で美味しいものを食べたい」という需要にあわせ、地方産品の新幹線での輸送等の取り組みも進んでいる。今回は、駅から自宅までの配送を207が強みとするギグワーカーによるラストワンマイル配送サービスの「スキマ便」と組み合わせることで、手頃な配送料金で新鮮な魚介類を自宅にいながら受け取れるサービスを実現。
配送先は高輪エリア周辺を対象とし、この実験を踏まえ順次拡大を目指す。期間は11月2日、5日、9日、12日の計4回。商品は甘エビ500g、ズワイガニ、または毛ガニ1~2杯。料金は6600円(税込・送料込)。申し込みはこちら。