2021年10月29日 09:02

Raspberry Pi財団は、10月28日、Raspberry Pi製品の中でも小型で手頃なRaspberry Pi Zeroファミリーの最新製品として「Raspberry Pi Zero 2 W」を発表した。

Raspberry Pi財団は、2009年に設立された英国を拠点とする慈善団体で、世界中の人々にコンピューティングとデジタル・メイキングの力を提供するための活動を行っている。同製品は、512MBのRAMと、1GHz駆動の64bit Arm Cortex-A53 クアッドコア BCM2710A1を中心としたRaspberry Pi RP3A0 SiPを搭載しており、従来のRaspberry Pi Zeroと比べてシングルスレッド性能が40%、マルチスレッド性能が5倍向上している。また、2.4GHz 802.11b/g/nワイヤレスLANとBluetooth4.2/Bluetooth Low Energy(BLE)が利用可能だ。

同製品は10月28日現在、工事設計認証を取得していないため、スイッチサイエンスでは、工事設計認証を取得され次第取り扱いを開始する。スイッチサイエンスは、電子工作用の電子部品を自社で設計、製造、または国内外から調達し、販売する事業を行っている。4月には、親会社144Labから、STEM教材事業、IoT開発協力事業を取得し、事業分野を広げた。

価格は2200円(税込)。販売はスイッチサイエンスのウェブショップ(予定)。

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