2021年10月27日 12:01

東武ホテルマネジメントが運営する浅草東武ホテルは、11月5日より「東武鉄道運転シミュレータールーム」宿泊プランを開始する。
同ホテルでは、東武鉄道の全面協力のもと、10月8日から「東武鉄道運転シミュレータールーム」デイユースプランを販売しているが、今回、宿泊プランの詳細が決定した。宿泊プランでは15時から翌10時まで、東武東上線で実際に使用されていたシミュレーターを、時間を気にせず体験できる。また、特典としてオリジナルデザインTシャツ(1室につき2枚)をプレゼントする。
今回ホテルに設置する運転シミュレーターは、2015年に東武東上線 池袋~小川町間のATC(自動列車制御装置)導入に伴い、2013年から志木乗務管区にて運転士の習熟訓練用として使用しており、現在も森林公園乗務管区等にて同型のシミュレーターを訓練で使用している。運転台は東武50070型車両のもので、本物と同じマスコンハンドルや速度計等の各操作機器で運転操作を体験できる。また、出発駅および出発番線の設定や、閉そく区間ごとの制限速度の設定も可能で、通常時から異常時など様々な環境を再現できる。本格シミュレーターの為、12歳以上の方の利用を推奨。
料金は1室4万円(サービス料・消費税・宿泊税込)。宿泊期間は11月5日から(予約は10月29日12時開始)。なお、デイユースプランは11月4日にて終了する。