2021年10月12日 17:03

OBD点検の開始に伴い、対策が求められるカメラエーミング用ターゲット「DRIVISION Japan ダイハツスマアシ3(前期)」を、FINE PIECE デリバリーが取り扱いを開始する。カメラ光軸調整用タ-ゲット ダイハツスマアシ3(前期)カメラエーミング用ターゲットの詳細はこちら。また、DRIVISION Japan(ドリビジョン ジャパン)のエーミングサポートツールの詳細はこちら。
車載式故障診断装置(OBD)とは、「On-Board Diagnostics」の略称。車両に搭載されたコンピューターで制御されるシステムの状態を監視し、故障の有無を自己診断し記録する装置を指す。具体的には、ABSやESC(横滑り防止装置)、衝突被害軽減ブレーキ、エアバッグなどが監視対象になる。
OBD点検では、「スキャンツール」をOBDに接続し、OBDに記録されている各種装置の故障の有無や作動状況を読み出して、安全に走行できる状態であるかを確認。スキャンツールがない整備工場では、警告灯の点灯の有無がないかどうかで確認する。
今年10月1日から、自動車の12カ月ごとの定期点検項目に、この「車載式故障診断装置(OBD)の診断の結果」が追加されることになった。大型特殊自動車、被牽引自動車、二輪自動車をのぞき、ほぼすべての自動車が対象になる。今後、普及が進むと言われている自動運転技術に用いられる電子制御装置の、目に見えない故障に対応するねらいがある。